立体星図工作キット01「北斗七星」

このキットについて

わたしたちが地球からみている星のならび。宇宙に飛び出して、いろいろな方向から見ると一体どうなっているのか?! 星のならびを三次元でみることで、「宇宙空間の奥行き」がわかるキットです。

星座として見いだされた星のならびは、我々地球から眺めた時の星の方向のことですが、その星がどの程度の距離にあるのかについては考慮されていません。すなわち星座とは、あたかも我々の住んでいる地球に、それを取り巻く天球が存在する仮定の上で、その天球面上に「平面的に星座が張り付いているもの」として認識されています。

星や宇宙に関心があり、星までの距離はそれぞれ違うということを知識として持っていらっしゃる方でも、実際に観察した星座は、平面的に、それぞれの星々が同じ距離で輝いているように見えているはずです。ですが、平面的に見える星座も、実際には奥行きのある星々の並びから構成されています。ですので、地球とは別の場所からその星座を眺めると、地球から眺める星座とは異なる星のならびに見えるのです。

そのことを体感してもらうのが、本キットのねらいとなります。本キットを通じて、我々の知っている星座というものは、宇宙空間のなかの地球という特別な場所でのみ見る事のできる星のならびなのだということを再認識できるでしょう。

このキットのつかいかた

① 星のならびを、地球から見えるかたちで見てみよう。

「のぞき穴の位置」が、「地球の位置」だよ。いつも見ている星のならびに見えるかな?

② 星のならびを、上からのぞいてみよう。

「のぞき穴からの距離」が、「地球からの距離」だよ。近くにならんでいるように見える星でも、ずいぶん はなれているんだね。

③ 星のならびを、いろんな角度からながめてみよう。

地球じゃない、ほかの星からながめた星のならびは、地球から見たものとはちがって見えるよ。自分だけの星のならびを探してみよう。

4次元デジタル宇宙ビューワーMitakaで見てみよう

「Mitaka」は国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトが開発しているフリーソフトだ。宇宙の星や大規模構造を、自由に移動しながら目の当たりにできる4次元デジタルビューワーなんだ。
「Mitaka」はウェブサイトからダウンロードできるよ。ダウンロードして、「立体星図キット」とくらべてみよう!ダウンロードはこちら

Mitaka通常版では上の写真のように、星のならびを結んだ線はでてこないけれど、この「立体星図キット」と比べてみるための特別なデータセットが用意されているよ。 上のサイトの「用途別データ」にある「北斗七星のアステリズム」用データをダウンロードして、フォルダ内の「readme_BD.txt」を参考に、データを上書コピーしてね。ダウンロードはこちら

©2005 加藤恒彦、4D2U Project, NAOJ

上の図が、いつも君が地球からながめている北斗七星のならび。でも他の星からながめると、下の図のように見えるよ!下の図はどこからながめた北斗七星かな?いろんな角度からながめて探してみよう。

もっと詳しく知りたい! そんなときの参考に…

次の解説に出てくる、「星までの距離」をどうやって測定するのか?の詳しい説明が、国立天文台ウェブサイトのなかにある 「よくある質問ページ」(質問6-1) に書いてあるよ。アドレスはこちら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です